テキストレッスン5

 

感じるということ
 

感じるということ

 

皆さんこんにちは、ゆぅです。

今日は、ACをする上で欠かせない「感じる」ということについてお話していきます。

 

人間同士の会話ならば、「言葉」を一番に重要視しなくてはいけませんが、ACをする場合重要視しなくてはいけないのは「感じる」ということです。

 

これは、メッセージを受け取る時はもちろん、こちらから質問するときにも「感じる」という感覚を使います。

 

感じる感覚で会話をする・・・と考えると、とても難しいことのように思えるかもしれません。

でも、この感じるという感覚は日常生活でも皆さん知らず知らずのうちに使っているものなのです。

 

それを意識して使えるかどうかだけです。

 

では、普段どのように使っているかというと・・・

 

おしゃれなレストランに入って「ここ雰囲気良いよね?」と思わず言った経験はないでしょうか?

また、逆にお化けでも出そうな暗がりで理由もなく「気味が悪い」と感じたことはないですか?

 

この「雰囲気を感じ取る」ことが、ACで使う「感じる」です。

 

ペットを飼われている方でしたら、自分のペットが

・お腹が空いている

・お散歩が嬉しい

・飼い主が帰って来て嬉しい

・退屈

・具合が悪い・・・etc

ということはだいたい分かりますよね?

 

ペットはその時当然ですが言葉を発していません。

 

ペットの表情やボディランゲージを見て理解していることと思います。

でも、この時実は視覚から入っている情報と一緒に「感じる」ということを無意識に行っています。

 

ペットから発せられる雰囲気も一緒に感じているのです。

人同士の場合もそうですよね?

言葉では「怒ってない」と言ってても、その後ろにごごごごぉおおおと発せられている怒りのオーラを感じることってあると思います。

 

そんなオーラの人から「怒らないから本当のこと言ってごらん」と言われてもにわかに信じられないと思います。

 

動物たちは、言葉こそ使いませんが、お互い意思疎通して生きています。

でもそれがボディランゲージだけで伝わっている・・・というのは、考えにくいと思います。

 

私は仲間のアリがアリ地獄に落ちてしまったのを、助けようとしているのを見たことがあります。

大きなアリに殺されてしまった仲間のために、数匹でかたき討ちをしようとしている場面を見守ったこともあります。

 

アリの引っ越しって良く見かけると思うのですが、誰が「そろそろ引っ越そう」と言ってるのか、それにたくさんの候補の中から次の巣はここが良いねと、どうやって決めるのか・・・

まだまだ解明されていないことだらけです。

 

アリについてだけお話しましたが、猫もお互いの意思疎通は無言で行うことが多いそうです。

でもごはんの催促とか、目が合っただけでも鳴いてくる子って多いですよね?

それは人間を呼ぶために、人間用の声で「にゃぁ~」と鳴いているのだそうです。

 

私たち人間以外はみんないかにテレパシーを使っているのかが分かりますよね。

 

ドッグウィスパーと言われているアメリカの有名なドッグトレーナー「シーザーミラン」さん。

彼が、小さい頃数匹の犬を家で飼っていたそうですが、彼が「今日は川に行こう」と考えただけでその中の数匹が川に向かって歩きだしたり、「森に行こう」と思えば何も言わなくても森まで先導してくれたそうです。

 

私が昔2匹の犬を飼っていた時、そのうちの1匹が呼び戻しが全く出来ませんでした。

でも、もう1匹に「呼んで来て」とお願いすると最初はあからさまに嫌な顔をするのですが、しょうがないなぁ・・・と、遠くで遊び呆けている犬のところまで走って行き、その後2匹できちんと戻って来ていました。

 

「飼い主が呼んでるから帰ろう」とテレパシーで話していたのでしょうね。

 

私たちも出来るだけここを目指して練習していきましょう。

人間も古代はこの能力使っていたはずです。

退化してしまっていたとしても、DNAにはしっかりと刻まれているはずなので思い出せると思います。

 

「感じる」というのが、「雰囲気を感じ取る」ということだということまでは理解出来ましたね。

 

ではその時の注意点があります。

 

①見た目に惑わされないこと。

②推理をしないこと。

 

それでは説明していきます。

 

①見た目に惑わされないこと。

視覚から入ってくる情報はとても大切ですが、それだけに惑わされないようにしましょう。

視覚と自分の感じる感覚でしたら、感覚で感じた方を必ず優先させるようにしてください。

「尻尾を振ってるから喜んでいるはず」など「~なはず」という思い込みは「左脳」です。

 

感じる感覚は「右脳」だけが出来ることです。

そこに「言い訳」や「理論」が入ってしまっていないか注意してください。

先入観は一度捨てましょう。

 

 

②推理をしないこと。

これも左脳と右脳のお話になります。

「感じる」練習をしていると陥りやすいのが「推理」に走るということです。

 

先程の視覚に惑わされるのと似ているのですが、先入観から推理してしまう、ストーリーを作ってしまう・・・という感じで暴走してしまう方がいらっしゃいます。

 

自分が感じ取ったことに自信を持つのはとても大切なことなのですが、その感じ取ったことから推理して広げて行くのは大変危険です。

 

ACは「これは受け取れているのかな?自分の想像ではないかな?」というところで苦しむものなのですが、推理に走る方は真逆で、迷わずどんどんストーリーを広げて行きます。

 

今、自分がどちらの脳を使っているのか?という意識がとても大切になってきます。

 

この部分は、実践練習でみっちりやっていきますので、今は知識としてしっかり覚えておいてくださいね。

 

この「感じる」という感覚は、とても微妙でふんわりとしたものです。

がちっと雰囲気を感じるって感覚はないですよね。

その分、難しくも感じるわけですが、ACを練習していく上でのコツをいくつかお話したいと思います。

 

①当たった外れたでジャッジしない

②感じる練習を充分にする

③自分だけの辞書を作る

④最初から完璧を求めない

 

それでは説明していきます。

 

①当たった外れたでジャッジしない

ACの練習でつまづいてしまう大きな原因の1つです。

ACは「あてもの」ではありません。

そもそもACが出来るようになりたいと思っている理由を思い出してみましょう。

飼い主さんだけが知っていることを言い当ててみんなから「すごい!」と言われたくて始めたわけではないですよね。

 

飼い主さんとペットとの絆が深まって欲しい、飼い主さんやペットが幸せになって欲しい・・・など、皆さんそれぞれにACへの思い入れがあることと思います。

 

もちろん、ACで会話していく中で飼い主さんしか知らないことが出てきたりして「すごい」となることもあるのですが、あくまでACの過程で出てくるだけで、そこを「ゴール」または「目標」にしていると軸がぶれてきてしまいます。

 

「当たらなかった」=「出来ていない」ではないということを、しつこいようですがしっかり頭に入れておいてくださいね。

この泥沼に入ってしまったら自力で出てくるのは大変です。

 

「自分は何のためにACがやりたいのか・・・」と必ず軸を確認する癖をつけましょう。

 

そうすることで、ACをするときに「飼い主が期待することを言い当てなくてはいけない」という無意味なプレッシャーに押しつぶされることもなくなります。

 

②感じる練習を充分にする

ここが充分に出来ていると、ACのテクニックに入って行ったときにとてもやりやすくなります。

逆を言うと、ここが充分に出来ていないまま、いくら動物たちとたくさん練習してもなかなか上達することが出来ません。

 

感じる練習は、普段の日常の中でたくさんすることが出来ます。

先日課題で提出していただいた「五感」のワークも感じる練習の1つです。

 

人やペットを見て、ただただ感じる・・・という練習も出来ます。

「この人は機嫌が悪いのかな?」

「この人は今日会うのが初めてだけど、優しそうな人だな」

なと、雰囲気を意識して感じてみます。

 

人やペットだけでなく、場所や建物もそうです。

自分の持ち物などでも、ふとしたときに練習が出来ます。

 

「雰囲気」を感じ取る練習。

気負ってする必要はありませんが、気が付いた時にちょこちょこと練習してみてくださいね。

 

③自分だけの辞書を作る

皆さんがACが出来るようになるために、私に出来るだけのことをしていきますが、この「感じる」感覚というのが、感じ方が人それぞれだということを覚えておいてください。

そしてそれはご本人にしか見つけることが出来ません。

 

見つけるためには、出来るだけ自分のDATAを集めるよう心掛けて下さい。

 

例えば、

「自分がこう感じた時は、動物が痛みを感じている時だ」とか、

「自分がこう感じた時は、動物が喜びを感じている時だ」などです。

 

先日お話した子と同じものを感じるので、この子も人見知りなのかな?ということもDATAが増えてくれば分かってくるようになります。

 

そのためには、毎回ACの練習をする度に必ず記録をとって、会話が終わったらそれっきり・・・ということではなくて、「検証」をするようにしてください。

そして、自分だけの「法則」をどんどん見つけて行きます。

 

最終的にはそれを元に自分だけの辞書を作って行ってください。

 

これを心がけると闇雲に練習して「出来ている」という感覚が一向に沸いてこない・・・という状態に陥らなくて済みます。

 

④最初から完璧を求めない

ACはある日突然出来るようになるものではなく、感覚としては徐々に徐々に出来るようになるものです。

(※だからと言って時間がすごくかかるわけではありません。)

 

最初から完璧を求めないようにしましょう。

意識を向ける方向を間違えなければ昨日より今日、今日より明日・・・と、ちゃんと上達していきます。

「今、感じること」に集中するようにしましょう。

 

以上、感じることについての注意点、コツについてお話しました。

 

それでは今日の課題です。

 

①感じ取る、感じるについて、自分の1日を観察してみて無意識に自分は雰囲気を感じ取っているのだなと気づいたことを書いて下さい。

 

②ペットを飼われている方はご自分のペットで、飼われていない方はご家族もしくは職場の方や職場のお客様、ご友人など人間で以下のことを感じてみましょう。

 

まずはいつでも良いので、意識して相手の「雰囲気」を感じ取ってみます。

その時に、目視からの推理を入れないよう注意してください。

本人が何を考えている・・・という味方ではなく、自分が雰囲気をどう受け取ったかを記録してください。

 

例えば

「穏やかなエネルギーを感じる」・・・○

「怒りのエネルギーを感じる」・・・○

「お腹が空いてそう」・・・×

「散歩に行きたそう」・・・×

 

そして、「同じ相手」に対して3回、時間を変えて雰囲気を感じ取ってみてください。

 

テキスト5は以上です。

お疲れ様でした<(_ _)>

 

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