テキストレッスン6
こんにちは(^^♪ゆぅです。
テキストレッスンもいよいよ残すところあと2回となりました。
今回のテキストレッスンはかなりのボリュームがあります。
でもACを習得する上で一番大切な部分なので、大変かとは思いますがじっくり取り組んで下さいね。
これまで、ACをするためには「土台作り」が大切・・・ということを何度もお話してきました。
ACのテクニックだけを覚えて、ひたすら練習してもすぐに出来る人と、どんなに練習しても出来ない人がいます。
私はこの差が何なのかずっと考えて来ました。
出来るようになって分かったのは、「土台」が出来ているか、出来ていないかの違いでした。
では土台とはいったい何なのでしょうか?
土台は、ずばり「自己肯定」とそれにより「波動を安定させること」です。
これさえ出来ればACのテクニックを用いれば誰でもACが出来るようになります。
逆を言うと、それくらい波動を安定させることは難しいのです。
波動・・・という言葉に馴染みがなければ最初は自分の「感情」だと思ってみて下さい。
感情が安定している時・・・というのは、「ほっとしているとき」です。
もしくは「綺麗だな」「かわいいな」「幸せだな」と思っているときです。
怒っていたり、イライラしていたり、どんよりしていたり、めそめそしている時は安定していません。
逆に、飛び上がるほどうれしい、テンションが高く興奮している時も、一見波動が良さそうですが、実は安定しているわけではありません。
そして、もうひとつ。
自分がACをしたい・・・と思ったその瞬間に自分で波動をコントロールして安定させる必要があります。
実はこれがなかなか難しいのです。
そこで、ACで良く薦められているのが「瞑想」ですね。
もし、「瞑想」が得意な方・・・
バリバリに瞑想をされてください。ACにはとても役に立ちます。
瞑想が苦手な方、または苦痛に感じる方は無理にされる必要はありません。
でも実は、瞑想だけでは不十分なんです。
では、土台作り=波動の安定のためには何が必要か・・・
それは「自己肯定」です。
簡単に説明すると、今の状態のご自分をまるっとそのまま肯定して認めることです。
じゃぁ、認めよう・・・と思っても認められないように出来ているので、これからまず2つのワークをしていただきます。
これから1週間で良いので、まずは下記の2つワークを実践して下さい。
嫌だ~というワークもあるかとは思いますが、土台を作るため・・・と思って、頑張って下さいね。
1.毎朝顔を洗う時に鏡に向かって「私はあなたを愛しています」と声に出して言います。
この時ご自分から目をそらさないように、しっかりと目を見て言いましょう。
2.下記の言葉を携帯、スマホなどに録音してそれを毎日5分で良いので聞きましょう。
コツは英語教材のスピードラーニングのようにすること。
聞いている時に、言葉の意味を考えながら聞くのではなく聞き流します。
これは健在意識に聞かせるのではなく、潜在意識に聞かせるためのワークです。
もし、録音機能を持っていないということであれば、紙に書いて読み上げます。
感情をこめなくて良いし、意味を考えずに淡々と読み上げるのがコツです。
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私は私を愛しています
私は私を尊敬しています
私は宇宙から愛されています
私は宇宙から守られています
宇宙の奇跡が起きます
私は幸せです
私はどんどん若返っています
私にはじゃんじゃんお金が入って来ます
私はぐんぐん健康になっています
私はどうしようもないくらい人間関係が良くなっています
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ワークのやり方を読んだだけで、拒否反応が出た方もいるかもしれません。
実際、これは私もっもちろん行ったワークなのですが、私の場合最初は気持ち悪くて吐きそうでした(^^ゞ
でも、数日すると脳も拒否しなくなってきますので頑張ってやってみて下さいね。
私は今でも、調子が落ちてくると録音を聞き流すようにしています。
すると必ず波動のバランスが回復してきます。
これはどちらもアファメーションを用いたワークです。
1週間されましたら、辞めていただいても構いません。
でももし、効果を感じて心地よい場合はぜひ続けられてみてください。
この2つのワークは、土台を作るのにかなり近道になります。
それでは次のワークです。
ご自分が普段の生活の中で、他人に対していらっと来ることを書きだしてみて下さい。
いらっとまではしなくても、されたら不快になることでも良いです。
出来るだけたくさん書きだします。
例えば・・・
ゴミを路上にポイ捨てする人
公共の場でマナーを守らない人
割り込みする人
人の話を聞かない人
遅刻しても謝らない人
すぐに怒鳴る人
威圧感のある人
思いやりに欠ける人
空気を読めない人・・・などなど
少なくとも30個頑張って書いてみましょう。
そして、30個書き上げるまでは絶対に続きを読まないようにしてください。
書けましたか?
それでは、続きです。
今、書きだしていただいたもの。
実は、これは日頃自分に禁止をしているものです。
そして、それを守ることは「当たり前」と思っていることです。
書きだす数が多ければ多い人ほど、ご自分に対してとても厳しい人ということになります。
どれくらいご自分に対して厳しかったかをまず確認しましょう。
例えば「毎回遅刻する人」に対して、いらっとしたとします。
先程の話でいくと、まず「遅刻してはいけない」というルールが自分の中に存在します。
そして、自分はそれをきちんと守ります。
「守るのが当たり前」となってます。
でも実は・・・
遅刻をしないために、前日から早めに寝て、きちんと目覚ましをセットして、朝もまだ眠たいのに頑張って起きて準備をして出かけます。
この自分のルールを守るために、小さな努力をたくさん重ねて、時には無理をしながら頑張っているんです。
そこまで無理して頑張ってルールを守っているのに、その結果は「当たり前」として処理してしまいます。
「守って当然のこと」と思っているからです。
そして万が一守らなかった場合、それが不可抗力であったとしても守れなかった自分を否定して責めます。
自分に否定されるのが何よりも嫌なので、魂はルールを守ろうと頑張ります。
そして魂は、「こんなに努力して頑張っているのに」という思いをいつも抱えています。
そんな時、自分の目の前にそのルールを平気で犯している人を見かけたらどうでしょうか?
魂の言い分は「どうして私は無理してまでルールを守っているのに、あの人は守らなくて堂々としていられるの?ずるい!」です。
そうすると、「いらっ」という感情、もしくは何だか「もやもや」した感情になります。
これは、自分と魂が繋がれていない状態です。
当然波動はとても不安定になります。
ではどうしたら良いでしょうか?
3日間くらいで良いので、次のようにご自分の感情に意識をしてみてください。
まず、人に対していらっとする瞬間を探します。
いらっとしなくても、不快だなと少しでも思う瞬間を探します。
直接会う人だけでなく、テレビを見ていていらっとすることでも良いです。
そして、「今自分は不快に思ったな」と思ったら、まず「私はこれを自分に禁止しているのだな」と確認をします。
確認が済んだら次に、ご自分を思い切りほめてみてください。
「この人はこれを平気でしているけれども、自分はいつもしないように我慢しているんだよね。偉いね~」という感じです。
その時に、意識は全部自分に向けて下さい。
せりふは最初は棒読みで構いません。
「偉い、偉い」と呪文のように唱えてもOKです。
「どうしてこの人はこんなひどいことを平気で出来るのだろう?」
と相手にフォーカスしてはいけません。
あくまで、意識を自分に向けます。
ここで余談ですが、「人を理解する」ということは、永遠出来ません。
例えば、自分が美味しいと思っている食べ物を、大嫌いで見るだけで吐き気がするという人もいると思います。
あなたは、その人の「この食べ物が嫌い」という気持ちが寸分狂わず理解することが出来るでしょうか?
何か良いことがあって皆が口々に「嬉しい」と言ったとしても、それぞれが感じている嬉しいの大きさは全て違います。
「相手を理解することは出来ませんし、理解してもらうことも出来ません」というと悲しくなるかもしれませんが、
でも「人を認める」ということは出来ます。
「私はこの食べ物が大好きだけど、この人は大嫌いなのね」という具合にです。
お互いに認め合うことが出来れば、争う必要もありませんし、意見を否定したり、されたり・・・など起きません。
だから、他人を「理解」する必要はないのです。
「認める」だけで良いのです。
私が昔そうだったのですが、「どうしてこの人はこんなひどいことが出来るのだろうか?」「どうしたらこの人に本当の正しいことを分からせてあげることが出来るだろうか?」とよく考えていました。
でも、今は「理解する必要はない」し、「分からせる必要もない」ということが分かっています。
そして、そう思えるようになってからはとても生きやすくなりました。
・他人をコントロールしない
・幸せは自分の中にある
この考えをしっかりご自分に落とし込んでみてくださいね。
自己肯定についてはお薦めの本があります。
機会があればぜひ読まれて見て下さいね。
「神さまとのおしゃべり」さとうみつろう
「引き寄せスパイラル」の法則 奥平亜美衣
波動を安定させるためには、「保つ努力」と「落とさない努力」が必要になります。
「保つ努力」は、今まで上記でお伝えしてきたことを実践していただければ、身に付いて来ます。
では、今から「落とさない努力」のためのワークをしていきます。
◆ご褒美リストを作る
<作り方>
以下の条件を満たした自分へのご褒美リストを作ります。
最低でも10個考えましょう。
・時間がそんなにかからない
・お金がそんなにかからない
・一人でも出来る
・やろうと思った時に出来る
・ほっとできる
・ワクワク出来る
・幸せな気持ちになれる
・くすっと笑える
・きれいだな、かわいいなと思える
私の場合は、
●YOUTUBEなどの動画でかわいい子犬や子猫の動画を見る。
●お笑いを録画しておいて、ご褒美に見る。
●大好きな音楽を聞く。
●美味しい紅茶を飲む。
●ご褒美用に本を買っておいて、ご褒美の時に読む
などです。
「プリンを食べる」など食べ物系でも良いのですが、食べ過ぎて太ってしまう可能性もありますので、食べ物についてのリストは少な目にしましょう。
簡単なところでは、「天気の良い日に家中の窓を開ける」くらいでも良いです。
10個のうち1つくらいは少しお金がかかるものでも構いません。
「旅行をする」とか「業者に家を掃除してもらう」などです。
しっかり10個以上絞り出してリストを仕上げたら・・・
ぜひ、自分へのご褒美を実行してみてください。
次の手順で行って下さい。
①自分の波動に意識して落ちかかっている状態を見つけます。
②「自分が落ちかかってる」と思ったらリストから今すぐに出来そうなことを選んで実行してください。
③行う際に必ず「自分へのご褒美」だと心の中で一度意識してから行います。
とても長くなってしまいましたが、今日は自己肯定についてお話しました。
今回のテキストは読んでそれっきりではなくて、これから一生、常に意識して欲しいと思います。
そのためにも、今日のワークは課題提出後もちょこちょことぜひやってみてください。
この後のACの実践で力を発揮することが出来ます。
では、課題についてもう一度おさらいです。
1.鏡の前でのアファメーション→一週間
2.録音アファメーション→一週間
3.いらっとする人、場面を30個以上書き出す→その場面で自分を褒める
4.ご褒美リスト10個以上書き出す→実践
上記1.2については、継続途中でも課題を提出していただいて構いません。
ただし、今回の課題は一番じっくり取り組んでいただきたいところなので、ご自分で納得出来るまで頑張って下さいね。
お疲れ様でした<(_ _)>